江渡幼稚園では特色のある教育、ユニークな教育を取り入れていますが、最も力を入れているのが音楽教育です。

なぜ音楽教育が大切なのか?

演奏するためには忍耐力が必要です。最初からすらすら演奏できる子はいません。何ヶ月もの時間をかけて少しずつ曲を覚えて一つの作品を仕上げていくのです。そのために思うように行かない自分との我慢比べがたくさんあり、それを一つ一つ乗り越えていかなければなりません。

演奏できるようになってからは、ともだちに演奏を合わせたりしなければなりません、つまり協調性が必要になります。

こどもたちの能力は一人一人違います。早く演奏できるようになった子が、うまく演奏できない友だちに教えてあげたりする必要も出てきます。それは助け合う気持ちや相手を思いやる気持ちの芽生えとなります。

演奏を終えて拍手をもらうこと、賞賛されることは感動体験となり、生涯記憶に残る宝物です。

不自由さや自分の思い通りにならないことは子どもたちを必ず成長させます。音楽は大変不自由さが伴う活動です。でもそれを成し遂げた時には、忍耐力、協調性、社会性、優しさ、感動があり、子どもたちを確実に成長させてくれます。

*歌*
幼稚園児の歌と言えば、地声で元気よくがほとんどだと思いますが、当園では発声指導から段階的に指導しています。実践的根拠に基づいた発声指導を行い、最終的には2部合唱ができるようになります。

*演奏*
一般的な幼児の演奏と言えば、鍵盤ハーモニカ、各種の打楽器による編成で、簡単な童謡のアレンジが多いのではないでしょうか?
本園では、電子楽器(シンセサイザー、キーボード、電子バス、電子オルガン等)を多く取り入れて、クラシックの名曲を演奏させます。